よく聞かれる質問、痛みの予防とケアどちらが大事?
施術を受けた方からよく聞かれるご質問について書かせて頂きます。
よく、痛みの予防と痛みがでた後のケアはどちらが大事ですか?と聞かれます。これはお答えさせていただくと「両方大事」です。
人はそれぞれ体のクセ、仕事や生活による体の使用頻度、利き手・利き足、筋肉量、筋肉や関節の柔軟性、生活習慣など様々な要因によって自分でも気づかない間に少しづつ体に負担をかけており、その負担の積み重ねで体のバランスを崩して痛みを生じます。急性的なケガ(捻挫や打撲)などの場合だとその瞬間に痛みとして分かりやすいですが、この様に日常生活で少しづつ自分でも気づかない間に体のバランスが崩れていって原因が分からないけどある日痛みを感じるということを経験されたことがある人も多いと思います。
痛みを感じると言う事は、既に筋肉や関節にその人の限界以上の負担がかかり体のバランスが崩れていて体が痛みを感じている状態です。多くの方はこの「痛み」がでてから、接骨院・指圧院・鍼灸院などに通い痛みを緩和したり改善されると思います。
痛みが強く出てからだと症状にもよりますが、改善されるまでに日にちや通院回数が多く必要になる傾向が多いです。
人間の体や筋肉などは賢くて、生活習慣などによって日々少しづつ筋肉や関節のバランスを崩していってる状態に気づかずに過ごしていたり、少しの違和感などを感じても放置していると、その崩れていってる悪い体の状態が通常だと思い込み、施術をしても施術後の体や筋肉などが良くなっている状態を異常だと勘違いして、また元の悪い状態に戻ろうと働きます。痛みや体が悪くなってからの状態では、筋肉や関節を元の正しい良い状態の体に戻し、その正しい状態が当たり前だと体に認識させる事が大事です。
体を良い状態に保っていれば、バランスなどが崩れて体が悪い状態になろうしている時に「違和感」や「ハリ」としてサインをだして痛みとして体に出る前に少しの体の変化も気づきやすくなります。その時に早期に施術を受けたり自分でストレッチなど体の改善を行えば、痛みでつらい思いをする前に元の良い体の状態に戻しやすいです。
「違和感」や「ハリ」などの状態だとまだ大丈夫!と我慢をしてしまい、その我慢の積み重ねで体が限界をむかえてしまい、気づいた時にはかなりひどい痛みやしびれなどを発症して当院にも来院される方が多く見られます。
痛みが出てから体を改善する事はもちろん大事ですが、痛みが改善された後も定期的に体のメンテナンスを行い、痛みのない体・痛みが出にくい体・痛みが出たとしても軽く早期に改善できる体にしておくためにも定期的に体のメンテナンスを行い痛みの予防、体を使った後のケアをすること両方が大事だと思っています。
施術後の体の良い状態をより長く保つためには、ご自身でも運動やストレッチ、日ごろの姿勢、睡眠、など出来る範囲でして頂くことで施術後の良い体の状態がより長く保つ事にもつながりますのでご自身でのケアもしていただきたいと思います。
当院に来院されているほとんどの方も痛みのあるつらい状態から体の痛みを改善されて、「今の楽な体の状態を保ちたい」、「このまま健康でいたい」、「あの痛みのあるつらい体や日々に戻りたくない」と話されていて、定期的に痛みの予防やケアとして体のメンテナンスを希望されて施術を受け体の状態を保たれて頂いております。現在何かお困り事がありましたらお気軽にご連絡・ご相談下さい。