腰椎すべり症とは?

すべり症って何が原因でなりますか?とご相談が多くありましたのですべり症について書かせていただきます。

腰椎すべり症になる原因は、はっきりとは解明されていません。何らかの原因によって腰の骨がずれてしまい発症します。腰椎すべり症には「分離すべり症」と「変性すべり症」の2種類があります。

分離すべり症は、腰椎分離症が先に生じます。(腰椎分離症は以前のブログに書いておりますのここでは簡単に書きます)腰椎分離症は成長期の10代のスポーツをしている子供に多く見られます。腰を後ろに反らしたり捻る動きを繰り返し行う事で腰に積み重なる負担がかかり椎体と椎弓に疲労骨折が起こるのが腰椎分離症です。分離すべり症は腰椎分離症が悪化し分離した椎体が前方にすべりずれた状態が分離すべり症です。

変性すべり症は、中高年に多く、特に女性に多くみられます。変性すべり症は分離すべり症みたいに疲労骨折が無くても、年齢を重ねていくことにより椎間板と言う場所が何らかの原因で変化し安定性が悪化し椎体がずれた状態が変性すべり症です。分離すべり症に比べて脊柱管狭窄を伴うことが多いという特徴があります。 変性すべり症は椎体の分離は伴わないです。

すべり症の症状としては 、腰痛・腰を後ろに反らす動き・下半身の痛みやしびれ・坐骨神経痛・排尿障害・感覚麻痺・間欠性跛行(かんけつせいはこう)などがあります。すべり症の症状も軽度のものから重度のものまであります。

当院にもすべり症で悩まれている方が来院されます。接骨院や整骨院で症状が改善出来るもあれば出来ないものもあります。あくまで私個人の考えですが特に排尿障害や足の感覚麻痺などが起こっている場合はまず病院で医師に相談した方がいいと考えています。それ以外の、腰痛や足のしびれや痛み、坐骨神経痛などであれば症状を改善することが可能な症状もありますので 、すべり症などでによる腰痛やしびれなどの痛みでお悩みの方がいましたらご連絡・ご相談下さい。

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