内蔵機能を整えて自律神経も整える

内臓機能とは?

大きく言えば、各臓器の機能のことを指します。

例えば、腎臓は血圧を調節して血液を作ったり、老廃物を体から排出したりしています。

また、肝臓はお酒などの有害物質の解毒や胆汁の生成と分泌を行っています。

内臓機能が下がると、各臓器の働きが弱ってしまい、体調が悪化する原因になってしまうため注意が必要です。

自律神経とは?

自律神経とは、人間の体にある神経系の一部で、意思とは無関係に働き体内の状態を保ち続ける神経のことを指します。

また、自律神経には交感神経と副交感神経があり、その2つが互いに興奮時とリラックス時に働くことで体の状態を整えています。

では、交感神経と副交感神経とは一体どのような働きを持っているのでしょうか。

交感神経は起きているときや緊張している時に優位になり、心臓では心拍数の上昇や血流の増加が起こります。

しかし、胃や腸の動きは抑制されます。

副交感神経は、交感神経とは逆に寝ている時やリラックスしている時に優位になっています。

また、その働きも交感神経とは異なり副交感神経が優位に立った場合、心拍数を抑え、血流の流れを遅くします。

しかし、消化に関する機能は促進されます。

この2種類の神経が自律神経を支えているのです。

自律神経が乱れる理由

自律神経が乱れる原因は主に2つです。

1つ目は、身体的や精神的に慢性的なストレスがかかっていることです。

いつも過度なストレスを感じている場合、交感神経が長時間の間優位になる傾向があります。

そのため、それが原因で自律神経が乱れ体調不良を引き起こすこともあります。

2つ目は生活リズムの崩れです。

例えば、昼夜逆転の生活を送っていると体がいつ休んで、いつ動くのか分からなくなり、自律神経の動きが弱くなってしまいます。

これらのことは、早く寝たり、朝ご飯を食べたり、休みの日はしっかり休んだり、基本的な生活に気を配れば防げるものです。

内臓機能や自律神経の乱れは体調に大きな悪影響を及ぼします。

自分に気を配った生活をしましょう。

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