自律神経の乱れ
3月に入り気温が暖かい日が増えてきました。こういった季節の変わり目などには体調を崩したりする事が多くなってきます。今回は自律神経について書かせて頂きます。
自律神経とは
自律神経とは循環器、消化器、呼吸器、排泄、体温調節などの内臓や血管などの働きを調整している神経です。知覚神経や運動神経などは自分の意志で動く神経ですが、自律神経は自分の意志とは関係なく働いている神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経とは、緊張している時や活発に動いている時などに優位に働く神経で、副交感神経は睡眠中や体がリラックスしている状態時に優位に働く神経です。交感神経と副交感神経の良いバランスにより体も良い状態を維持出来ています。
自律神経のバランスが乱れると、皆さんも良く聞いたことがある自律神経失調症につながります。自律神経が乱れる原因としては、
- 日常生活による日々のストレス
- 季節の変わり目などの急激な気温の変化
- 慢性的な寝不足
- 昼夜逆転の生活
- 暴飲暴食などの食生活の乱れ
- 更年期によるホルモンバランスの減少
- 自分の意志や感情のため込み過ぎ
など様々な要因で自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると、どんな症状が体に出るか
自律神経は上記でも書いたように体の様々な器官を支配しています。その為この自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れる事によって、体に痛みだけでなく精神症状など様々な症状が出てきます。
- 頭痛
- 耳鳴り
- めまい
- 首コリ
- 肩コリ
- 腰痛
- 冷え
- 疲労感
- 体のだるさ
- 便秘
- 下痢
- 不眠
- イライラ感
- やる気減退
- 集中力減退
- 多汗
- 過呼吸
など様々な症状が起こります。
自律神経が乱れないように気を付けることは
自律神経が乱れないように気を付けることは、日々の生活習慣の乱れやストレスをため込まないようにする事が大事です。適度な運動、十分な睡眠、栄養バランスの採れた食事などを気を付けながら生活習慣を整える事が大事です。
ただ、毎日毎日を規則正しく生活しすぎても息が詰まって、かえって自律神経の乱れを起こす事もあるので、たまにはストレスを発散したり、息抜きをしながらストレスをため込まないようにする事も必要だと思います。乱れた生活習慣を続けないように、規則正しい生活とたまには息抜きをしてストレスを発散しながら日々を過ごしていく事が大事だと思います。
当院では自律神経の乱れを改善するために按腹経絡指圧(あんぷくけいらくしあつ)をしています。
按腹経絡指圧は、お腹の内臓諸器官につながる経絡を刺激して神経反射や血管反射で筋肉や神経の乱れなどの症状や痛みを改善し、体の内側からも整えて体を改善するために行う施術です。按腹経絡指圧とは⇒https://smile-shinkyu.com/menu/anpuku/
お体の痛みやお悩みでお困りの方がいらっしゃいましたら、すまいる鍼灸整骨院にお気軽にご連絡・ご相談下さい。