指圧やマッサージの力加減(私の考え)

今日は指圧やマッサージを受ける時の力加減について私の考えを書きたいと思います。


皆様は今まで頭痛、首や肩のコリ、腰痛、体の疲れなど様々な体のお悩みで指圧やマッサージ・整体・鍼灸などを受けた方もいらっしゃると思います。当院にも多くの方が体のお悩みを抱えて痛みをや悩みを改善したくて来院されてきます。

その中で施術を受けられる方から「私は強く揉んでもらわないと効かないので強く揉んでもらえるのでしょうか?」と相談をされることがたまにあります。相談を受けたときに説明させて頂くのですが、指圧やマッサージの体に入れる刺激の強さは、施術を受ける方の症状、体の状態、筋肉量、筋肉の質、筋肉の柔軟性など様々な状態を考慮して力加減を調節しながら施術をしていきます。むやみやたらに強い刺激で施術をするのは体にとって逆効果になる事があるからです。

人間の体はよくできていて刺激などに対しても免疫を持つようになります。強い力でむやみに指圧やマッサージなどを受けていると、施術を受けるたびに強く揉んでもらわないと満足が得られない体になってしまいます。これは体にとって良くありません。施術を受ける方の体に必要以上の刺激を入れると、筋肉が炎症を起こしたり、筋肉の緊張が余計に強くなってしまい、その時は良くても体を悪化させてることになるからです。

確かに症状によっては部分的に強く刺激が必要な時もありますが、全ての部分を強く揉む事は体には逆効果です。
首コリや肩コリなどコリでお悩みの方でそのコリの部分だけを強く揉むという事は特にやってはならないことです。コリというのは筋肉が緊張して固くなっていてコリによっては筋肉が炎症を起こしている場合もあるからです。

筋肉の緊張や炎症を起している所に強揉みをすることは筋肉の緊張を強くしたり炎症を悪化させてることになるからです。ぎっくり腰なども腰に炎症や強い緊張が起きてるのにその部分を揉んでしまうと悪化してしまうのと同じです。

上記でも言いましたが指圧やマッサージ・整体・鍼灸の刺激の強さは施術を受ける方一人一人の体の状態やその時の症状にあった力加減が必ずあります。必要以上の刺激は体を悪化させていますので気をつけてください。当院では施術を受ける方一人一人の体の状態や症状に合わせて施術をし改善致します。

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